もう少し、阪神タイガース論を続けよう。
そう、僕は、85年の阪神優勝をこの目で見ている。その時と今年の阪神がすごく似ていると思うところがあるのだ。
いや、ホームラン数は少ないであろうし、投手力はもしかしたら85年の時以上かもしれない。
共通しているのは、観ている側が、6回裏で3点差とかリードされていたとしても、まだ観戦を続ける気になる、逆転勝ちの期待を持てるという点だ。昨年までの阪神にはそれはなかったことだ。
そう、85年の時も、なんかリードされていたとしても、7回の風船飛ばしとともに猛打で逆転していた。今年もそんな感じなのだ。
ファンを最後まで引きつける魅力・・・これが今年の阪神の勢いの証だろう。