今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

朝日新聞夕刊小説 ガソリン生活 が微妙に面白い

 今、朝日新聞の夕刊の連載小説である「ガソリン生活」というのが微妙に面白い。

 私が作者の伊坂幸太郎さんが微妙に好きだと言うことを知っている妻が、スクラップしてくれているものを読んだりしているのだ。

 

 このような感じでスクラップしてくれているので、毎日毎日こまめに読むということをしなくても、物理的・精神的に余裕のある時、すなわち休日などに普通の小説の何ページ分かのようにまとめ読みできるのはとても心地よいから、妻には感謝である。こうでもしてくれないと新聞小説を読むということができないのが最近の忙しき社会人であるからして。

 伊坂幸太郎さんがどうして微妙に好きかって・・・そう、伊坂さんを知ったのは、映画ゴールデンスランバーを見た時から。
 どうして、こんなにも宮城県の仙台を魅力的に描けるのだろうかと思ったところから興味を持った次第。調べると、千葉県出身で青春時代を仙台で過ごし仙台に定住したという経歴から、なるほど、私も東京出身で仙台で青春時代を過ごしたということから、共通項があり、共感できるアンテナがあるんだなぁと。しかも、同じような時期に仙台にいたということも大きい。

 すべてを肯定して大好きってほどではないからして、微妙に好きでこの小説も微妙に面白いというところにとどまっているが、ともあれ、なんか今後が気になる小説である事は確か。

 また、仙台を舞台にしているのも伊坂さんらしいと思わされる。