今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

アマチュア無線を開始した

 実は私は無線が好きだったということ。
 というのは、中学生の頃、短波放送の受信をして、それこそヨーロッパの局とかまで聴いたりしていたわけで。
 そして、受信報告書を送り、ベリカードをもらうという感じのことを趣味にしていた。
 BCLという趣味である。

 そうなると、電波を発信してみたくなるのは当然と言えば当然であるが、無線従事者の免許を取らねばならないのがまず第一にあった。
 それこそ、アマチュア無線は4級レベルであれば子どもでも取ったと聞くくらいであるから免許はそこまで大変ではないのかもしれないが、学生時代は勉強する気になれず、社会人になってからしばらくしてから勉強した。
 さすがに、4級からではちょっとかなぁと思いながら、3級を受けるも、モールス信号の試験・・・電気通信術の試験ができずに落ちてしまった次第。モールス信号の聞き取りというのはかっこいいけど、非常に技術的で、慣れが必要なので、まぁ、準備不足という所。
 それでも、やはり、免許は欲しいと言うことで、3級を落ちてから、まぁ、法規と無線工学は3級レベルの知識を身につけていたと自負していたので、その後、4級の資格を取得したのが、10年位前になりましょうか。

 それから、さっさと無線を始めればよかったのかもしれないですが、無線機も結構高いし、また、いざ交信となるとそれなりに流儀もあるようで、どうも手が出なかった次第。
 それで、10年くらいたってしまいましたが、一昨年くらいに、再度目覚めてみたり。というのは、3級に、私が苦手にしていたモールス信号の聞き取りがなくなって、モールス符号を読めればいいという試験になってきたから、受験したということ。まぁ、当日受験で合格して晴れて3アマというわけですが、センター試験の英語もヒアリングが追加されているような昨今、聞き取りがなくなって合格というのもなんだかというわけですが、それでも、3アマはうれしかった次第。

 それでも、実際に無線機を使い始めるのには勇気が要ったので、始められていませんでしたが・・・とうとう、無線機を買ったのが最近。というのも、知人が無線機を買っていたから。3.11以来、無線に目覚めたとのことでアマチュア無線の免許を取りというところで話が合い、無線熱に火が付いたという次第。

 無線機を買い、無線局の免許を申請。コールサインをいただき、つい先日、初めて電波を送信してみました。
 無線機はハンディ機で小さいものながら、ずいぶん遠くまで飛ぶなという感じで、初めての交信が興奮のうちに終わった次第。お相手してくださった方、ありがとうございました。

 いやいや、非常に感動ですね。無線が通じるって素敵♪と感じた次第で。