今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

ステーキを焼くのは僕

 昨夜は、ステーキ肉を買っておいたから帰ってきて焼いてねとの妻からの連絡に帰途を急いだ私。
 ステーキ肉はランプ肉とのこと。
 ランプ肉は安くて大きいのが特長。うちではよく使っている。
 ここの語りでもよく語っている。「ランプ肉」の検索結果 - 今日の一語り(はてな Ver.)
 でも、妻がそれを覚えていて焼いてねと買っているのはあまりなかったので珍しいなと。
 ステーキを焼くのは、私がひとり暮らしを通じて磨いた腕。
 凝った料理ができなかったひとり暮らし初心者時代、ステーキ肉は焼くだけでなんとかなるし、牛肉であれば少し赤みがあっても食べられる安心感もあった。学生だから時間だけはあったから、安くなる時間を狙って行けば安くも買えた。ステーキ肉は比較的足も早いので半額とかになるのも早かったりするからだ。
 しかし、単にステーキ肉を焼くと言っても、これも奥が深くて、焼きすぎても固いし、レアすぎてもちょっとあぶなそう。そのへんの頃合いも難しいが、試行錯誤を通じて結構うまく焼けるようになってきた。そして、味付けも自分なりの味ができてきた。
 妻もそこは信頼してくれているのだろう。
 実家でも、ステーキを焼くのは私という不文律みたいなものがあったような気がする。
 牛ステーキの場合は、強火で一気に焼きつつ、油がはねるので蓋をする。裏に返すタイミングがひとつの肝だったりする。
 味付けはコショウと醤油。醤油はあまり早く入れてしまうと焦げてしまうので最後に。そんなところかな・・・。あとは、経験とその裏うちのある勘かな。

 今回のランプ肉は、上面味塩コショウを振りかけてまず下面を焼く。そして、頃合いを見てひっくり返す。コショウをかけた面を最初に焼こうとすると焦げるので、それを避ける工夫。
 ランプ肉は赤身がが主で、脂が少ないので、焼きすぎると固くなってしまいおいしさが減じる。そこで、うまくミディアムくらいに仕上げるのは一発勝負であり難しいところだが勘の働かせどころ。
 最後に醤油をかけて少し熱してできあがり。

 今回は中に少し赤みが残るいい感じのやわらかさに仕上がり満足。

 ステーキ肉を焼くのは僕。ちょっと男らしくて気に入っている。