今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

今年初の鯨の水揚げに駆けつける

 昨日は、夕方からは旧知の友たちと、一杯やろうということで、遠くより来たる友だちと一献傾けた次第。それまでの時間は、週日の疲れが残っていてぐったりしていたりしたが、市場にマグロを買いだしに行ったりしたことは昨日語った。そして、銭湯で風呂を浴びてから友たちと一杯やりに行くという結構優雅と言えば優雅な一日であった。

 今日は妻とどこかに出かけようと思っていたが・・・あいにくの雨な感じで、どうしようかなぁと。

 ぼーっと、テレビを見ていたら、房総沖でツチクジラの初水揚げとのニュースが!!
 房総沖のツチクジラ初水揚げ - NHK 首都圏 NEWS WEB
 いやー、これは一大事というわけで。

 ツチクジラは、年間に捕れる数量が定められている上、いつあがるか分からない。また、梅雨時から夏の期間だけであるから、土日で行ける日というのは年間ですごく限られているのだ。
 下記のサイトを頻繁に見る必要があるのだ。
 外房捕鯨株式会社
 一昨年は、解体の現場に立ち会えて、その数時間後に行われる直売に間に合ったりして、美味しい生肉を手に入れられたのだが、昨年は、解体後の直売にはタイミングが合わず行けなかった感じだった。

 外房捕鯨のページを確認すると、ニュースになっているのは今年初の一頭目が、今日の4時に解体されたニュース。2匹目が正午から解体されるとのことであったので、これからすぐに行けば、直売には間に合うかというギリのタイミングであったが行ってみた。

 幸い、直売開始直前に間に合い、ハジ肉を2キログラム買うことができた。
 ハギ肉と正肉という違いがあるのだが、それは下記の2年前の語りをご覧頂きたい。
 クジラ解体を見てきた - 今日の一語り(はてな Ver.)
 ハギ肉は安くていいのだ。

 妻が2キロだよねと言ってくれたのがうれしかった。
 直売で1キロ単位で買おうとすると、ちょっと少ない雰囲気だから。
 今回はキロ1,700円。3,400円であったが、帰ってから計ってみると2.4キロくらいあった感じ。すこしおまけしてくれたのかな。それが直売の素敵なところ。


 2㎏以上もあると、切るのも結構大変。ボウルいっぱいになった。


 その後、ガンガン揚げて、おおむね竜田揚げに。

 いやー、これが、初鯨。
 初の水揚げ・解体の日に二匹目ではあるが、駆けつけて食材として手に入れられたことに幸運を感じたりした次第。

 国際司法裁判所南極海での日本の調査捕鯨の差し止めの判決を出した衝撃がある昨今であるが、頭数を厳重に制限したこの沿岸捕鯨は残って欲しいと思うところ。

 鯨は美味しいし、栄養価が高いと聞く。また、捌いていて血がかなり人間のものに近いという部分はあるが、その分、鉄分補給にはよいような感じがするから。
 ほ乳類を食すのは、牛も豚も同じゆえ、感謝していただくという姿勢は崩さず美味しく頂いていけばいいのではないだろうかと思うのだが。

鯨の食文化をいつまでも/千葉県
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/anzen/kyuushoku/zenpan/colam7-kujira.html

 千葉県もかように進めている部分はあるようだ。