今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

20年越しの念願、投票所一番乗りをかなえてきた一連の次第

 さて、20年越しの念願が叶いつつ - 今日の一語り(はてな Ver.)という2時間くらい前の語り経て、帰ってきました。投票所一番乗りの投票箱が空である確認という20年越しの念願を叶えた充実感と共に。

 その充実感冷めないうちに感想を語っておこうと思う。

 私は30分前をめどに投票所に行った。その頃には投票所の明かりもついているからどこが投票所か分かりやすいとは思う。投票所は学校の場合が多いとは思うが、どこが投票場所かわかりにくかったりすることもある。学校はそれなりに広いから、まぁ、体育館が投票場所の場合が多いのであるが、自分の学校でもないのに体育館へ行く勝手が分かるわけではないので少し迷うかな。私も迷った。しかも一番乗りをしたいときは、まだ案内掲示とかがきちんとされているわけではないし、もちろん、誰かに付いていこうというのでは一番乗りにならないので、一番乗りは孤独な一人の戦いであることはいわずもがなではあるがそうなのだなぁと今回も感じたよ。

 30分前で明かりが付いていてほっとしたということを語ったが、この一番乗り投票箱確認は結構競争率が高いと聞く。高齢者の常連さんが一番乗りを目指すようで、それを上回る早さは、物理的に早い時間に来る必要があるのはもちろん、常連さんが先を越されたという思いで一番乗りの人を見る傾向にあるように思うので、「早起きしてきたんだからね!」という心理的強さが必要かもしれない。だから、30分前で一番乗りできた私は・・・今回は寒さが味方したんじゃないかな。私の住む関東地方もかなりの冷え込みであるからして、布団から出るのも気合いが要った次第であるからね。

 実際、私が30分前に到着。中の人から、「一番ですね」と声をかけていただいたので、ホッとして先の語り、20年越しの念願が叶いつつ - 今日の一語り(はてな Ver.)ipadで語ったわけだが、刺すような寒さの中、外で立っていたのは事実。寒さとの戦いでもあった冬の選挙。

 常連さんたちが来るので心理的に強さがという話は、私も体験した。二人目の方が来たのが6時45分頃、投票開始15分前であったが、その方も一番乗りだとどうなんだろうという思いで来られた方であった様子。少し挨拶をして、いつも早く来られるんですか?とか話したり、私も2番手の方も、投票開始前目指して来たのは今回初めてのようであったのだが、3番手・4番手の方は、投票開始前の常連さんのようで私とかが立っているのが少し意外だった様子に見えた。その後、常連さん達の話が聞こえてくるのだが「冬の選挙は寒くてね」とか「今回は遅かったね」という旨の常連さんトークを聞くに私も推測も遠からずなんだろうなと思ったし、さて、投票所が開く7時前に中の人が出てきたときに、常連さんと思しき一人が「今回は遅くなっちゃったよ」という旨を話しかけていたので、あぁ、やはり常連さんだったのだなぁと、また、一番乗りが私だったのが意外だったのかなとかの推測も遠からじと思うわけですな。だから、常連さんを越して一番乗りするには心理的強さも必要ですなぁ。

 さて、そこからいよいよ投票所が7時に開いたら、いよいよ投票箱確認へ。一番の方はこちらとまずちょっと特別に声かけしてくれるのは早起きした甲斐ありと思える瞬間。多分、行列ができるから殺到してしまうのは困るので、一番の人が一番でとの声かけであろうが、やはり、待った甲斐ありと思えるところ。
 まずは、箱確認なのかと思っていたが、そうではなく、普通に名簿確認されて、投票用紙を渡されて、記載台で書くまでして、さて投票というところで投票箱になにも入っていないことを確認ということ。
 今回は小選挙区比例区最高裁裁判官国民審査の三つの箱であったが、どれも空であることを確認した次第。まぁ、見てください、空ですよね?というレベル。

 空であることを一番投票者に確認してもらって、鍵を施錠するのだが、箱の組み立ての問題でなかなか閉まらないであたふたしていたのがちょっと印象的。

 あとは、お疲れ様でしたと帰るのみであったが、充実感は例えようないものがあったよ。一生に一度かもしれないけどさ(^-^)

 若くもないけど、常連さん達の高齢者に先立ち一番乗りを果たしたというところも大きいとは思う。

現在の世代別投票率が続く限り「高齢者のほうを向いた政策」は終わらない - シロクマの屑籠
という論がある。2007年の記事だが、今もあまり変わらないだろう。私も若くはないけど、現役世代であり、週日は仕事で疲れ切っているのは大多数の現役世代と変わらないけれども、高齢者の独壇場的感が多い選挙において、一番乗りというところを寒さに負けず、疲れに負けず果たしたというところにも充実感は大きいかもしれない。

 今回は、暖かいエドウィンの機能性ジーンズに、ダウンジャケット。そして、待ち時間対策に、ipadを持参し、モバイルルーターでネットに接続。そして、ipod touchradikoでラジオ視聴、Bluetoothヘッドセットで聞くという感じで、現役世代的武装をして挑んだことは言うまでもないのだが。