今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

初めての熱海投宿

2016年7月29日の日記です。
 熱海とは・・・関東の方々にはおなじみかもしれない。関東で温泉といえば熱海とか箱根とか、その二つが代表的温泉地として君臨してきたからだ。
 まぁ、熱海は静岡県熱海市なので、行政区分的には中部地方になろうが、県境であるから、大都市東京圏の奥座敷としての温泉場として、関東圏の奥座敷に実質なっていた模様である。昭和30年代は新婚旅行の代表的な行き先であったとのことであるから、集団就職で東京に集まった労働者の一緒に一度の思い出の地として栄えたということは想像に難くない。

 関東生まれ関東育ちの私は熱海という伝統的温泉場の存在はよく知っていたが、行ったことがなかった。
 というのも、高度経済成長期に、その隆盛を誇った温泉場熱海は私が旅行とかし始めた頃には、どうもすたれた感が否めなかったからだ。
 新幹線の開通等でもっと遠くに行けるようになり、都心から100?程度の近場の熱海はすたれたようなのだが。

 しかして、最近、リゾート地としてふたたび脚光を浴びるようになっているようで・・・そう、今回、初めて投宿したのもリゾートなホテルであったが、なるほど、こういうのも悪くないな・・・でも落ち着かないが・・・という感じを受けてきた。

 海が近く、山のへりに景観重視で立てられたホテルが乱立し、あぁ、これぞリゾートなんだなぁと感じた次第。

 いつも、庶民的でコストパフォーマンスに優れる旅をしてきたが、こうやってお金がかかるが、ザ・リゾートというリゾートらしいリゾート地に行くのも、たまにはいいなと思った次第。