2016年8月16日の日記です。
千葉県は房総半島、館山は実はパンの町である。大正8年創業の伝統的なパン屋さんとして館山 中村屋 があり、通称 なかパン として親しまれているが、それを初めとして今やずいぶん、美味しい系のパン屋さんがある。
館山に行き、それらのパン屋さんを巡り、やはり美味しいなぁと実感したからこそ、館山がパンの町とは自分の実感としても肯ける次第。
中でも、首都圏のおしゃれなパン屋で美味しいと言われるところは山とあれど、異彩を放つくりあ館山のパン文化を負って立つのが館山中村屋であろう。
クリームパンは非常に特徴的。西洋的なクリームとは一線を画す、思うに、日本人が西洋のクリームとはかようなものだろうという思いから創造したクリームだと思われる。和菓子的なクリームは衝撃的だ。また、ぶどうパンも、これでもかとレーズンが中に入って、あんパンの餡のごとき量のレーズンは、これは他に類を見ないだろうとか。
パン自体も、洗練されたという表現は当たらぬものの、その質実剛健な身の詰まった感覚のあるパンはパンチがあると言ってよいだろう。
ご興味を持った方は一度食べていただきたいと思う。支店が同じ房総だけれどももう少し北の君津市にもあるのでよろしければ。
おいしくて新鮮なパン 館山中村屋
http://www.nakapan.com/index.html
さて、そんな感じで私が房総、特に南房総にはまり始めた当初から知っている館山中村屋でも本店である館山駅前店で、朝のモーニングが食べられたのが先日。館山の釣りで朝マズメ狙いをした時に、そんな早くに館山にいることは通常できないのだが、その時はできたしだいなのだ。
館山中村屋、通称なかパンは、喫茶室を併設するパン屋というのがあるのが特徴的。君津のなかパンにもある。
正確にはモーニングを頼んだのは妻。私は小倉トースとを頼んでしまった。小倉トーストと言えば中京圏の特産と思っていたがなぜ?という興味からだが・・・
こっちのモーニングも少し味見させてもらったし。
やはり、このモーニングで400円以下は立派。そして、厚切りのトーストは格別に美味しい。そう、なかパンの重厚感あるぱんだからこそ。