今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

図書館か電子書籍か

 思うところあり、三浦綾子の「塩狩峠」を読みたくなってね。

塩狩峠 (新潮文庫)

塩狩峠 (新潮文庫)

 さて、これは図書館で借りようか、電子書籍で読もうかという問題がちょっと。
 最近は電子書籍だと結構ポイントだ割引だと安くなるし、わざわざ本という物理的媒体を取りに行く手間がなくて済む。だから、少々お金をかけても本屋に行ったり図書館に行ったりしないで電子書籍で済ますかという思いがあったりする。
 それに比して、かような古典的小説であれば図書館にも大量に在庫があろうし、なにより無料で読むことができるが、図書館の開館時間帯に出向くという物理的動きが面倒と言えば面倒。
 こうやって考えてくると物理的動きがあって、かつ、費用も掛かる本屋で買うという選択肢は消去される次第。

 どうしようかなぁと思っていたところで、土曜日の休みの今日。
 最寄りの図書館に在庫があることを知り、散歩がてら出かけて借りることを選択。
 ここは微妙なところで、最寄りに在庫がなければ電子書籍で済ませただろうね。予約して取り寄せる時間のコストを考えて。

 それにしても、昔なら、図書館一択であったろうに、技術の進歩で悩みが広がるってちょっと矛盾かとも思わぬでもない。