今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

入れ歯人生徒然

 

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  先日、かように語った。歯が抜けたのだ。正確にはブリッジが外れた。

 まいったなぁと、疲れている金曜日に歯が抜けるとは・・・

 まぁ、すぐに診てもらえる歯医者に駆け込む。

 さて、ブリッジというのは、一本歯がなくなったあとに、その両隣の歯に橋を渡すように入れ歯をするからブリッジと言う。

 ウェブ日記を書き続けていると、そういうのも検索できたりするので便利だ。

 

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 2007年12月の語りだが、この時に抜けた歯のブリッジが、今回抜けたのだ。

 どうやら、ブリッジを支えていた奥歯もかなりの虫歯だったようで、神経は抜くし、根管治療と言うのをしていたようで、何度も何度も消毒に通ったのだが・・・。

 ちょっと前に、新しいブリッジの歯が入りました。

 パチパチパチと言いたいところだが、なんか歯が浮くような感じがして違和感があるしね。うーん。ま、そのうち慣れるかな。

 さて、初めて抜けた2007年には遺伝的に乳歯のままの歯が抜けてしまったのだが、抜ける数年前にかかった歯医者でレントゲンを撮って、この抜けた歯が根がないことが判明し、その頃は、健康保険が自己負担2割の時代で、もうすぐ3割になると言う頃だったからそのお医者さんがブリッジにすることを勧めてくれたんだよね。結構高いものだから、2割のうちにやっておいた方がいいよと。

 でも、ブリッジって何ですか?と尋ねて前述のような知識を得たところで、僕は「出もそれって入れ歯ですよね?」と問うて、歯医者さんがそうですねと。

 そこで僕は断ってしまったのですよ。まぁ、根はなくても、いい感じにその歯がブリッジみたいになっていたので抜けそうになかったし。なにより、「入れ歯」に抵抗感があった。

 調べてみたら、平成15年4月から健康保険自己負担3割のようだから、その直前だったんだよね。平成15年と言えば、2004年で、齢31になる手前、まだまだ若かったから、入れ歯というのに抵抗感が強かったのだ。

 しかして、今は、46歳で、ブリッジが取れて騒いでいるしね、2007年、そう勧められて3年後には今さら抜けたということで、ブリッジにしているから、そこから入れ歯人生になっているわけだ。その入れ歯もまた、取れたのが最近。 

 まぁね、勧められた時にブリッジにしておくのが正解だったかなとは思う。振り返れば。ブリッジって結構高いのだよ。なんか、今回の治療の記憶に寄れば最初の診察でレントゲンとか取ったので6000円程度。その後の消毒治療とかの根管治療はさほどしなかったのだけれど、再度のレントゲンで2000円くらいかなぁ、型どりに6000円程度。今回ブリッジができてはめて、1万3千円。自己負担だけで、2万7千以上は平気でかかっている。これが2割負担の時なら、もっと安いし、いきなり取れてびっくりしないで済むし。

 初めに勧めてくれた歯医者さんは近所の人の勧めで行った場所だったのだけれども、蓋し名医だったのだと思う。

 丁寧に試算までしてくれたのに・・・入れ歯への抵抗感というつまらぬ意地で断ってしまって今に至る。

 人生は後悔の連続であるね。

 ただ、その名医によればブリッジも保って5年くらいという話だったから、2007年に作ったブリッジが2019年まで保ったのだから結構保ったのかな。その下がひどい虫歯になっていたのは誤算だったが。

 まぁ、前を向いてとか上を向いて歩いてばかりはいけないとは思うが、現状を受け止めて、歩いて行くしかない、それが人生。入れ歯人生もまだまだ続く。