今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

零票確認しなくていいんですか?

 今日は全国的に統一地方選、選挙の日である。

 数年前、投票箱が真に空かどうか確認する、投票所一番乗りにチャレンジして念願叶いすることができた。これはうれしかった。下記の語りのように、その感激を何度も語っている。
small-editor.hatenadiary.jp

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  さて、今回も久々に、朝一番のりをしてみようとした。というのも、恒例の土曜日の週一回飲酒をしたので、どうしたって、早起きしてしまう(酒は睡眠阻害物質ゆえであるからして)ので。

 投票所一番乗りで、投票箱が空であるということを確認することを零票確認と言うらしいことは今回初めて調べた。

「零票確認」をするため、投票所に一番乗りしてきた話 | まっしろライター

なるほど、こういう風な方もいるんだな。

2019/04/07 10:37

  世の中には零票確認をしようとがんばる方も多いようで、零票確認についても詳しく言及されている。

 零票確認ウィキペディアで調べると下記リンクの通りである。

ja.wikipedia.org

 ただ、投票所が開くのが7時からだから、あまり早く行っても無駄が多いのだが、やはり零票確認マニアみたいな地元の高齢者とかが多いので競争率は高そうなので、一番が取れなきゃだめなので・・・

 今回は、前回と市町村は同じとだが転居しているので、一番乗りチャレンジは初めての場所。前回の記憶をたどり、語りを読み返し、6時半過ぎ着で行ってみた。

 どうやら犬の散歩ついでの方が私と同時くらい。ここで引いてはすべてがチャラになるので、がんばって小走りに入り一番乗り達成。

 それから待って一番乗りになるのだが・・・

 

 前回は感動が多かったのでよかったのだが、今回はちょっと残念なことが。

  投票所の運営が不慣れなようなのである。役所の方がどうやら事務をしつつ、地域の方が投票管理者になるということは分かるのだが、前回は、あなたが一番ですよ!!零票確認してもらいますからねと言う旨を投票管理者の方が言ってくれて待つのも安心でしたが、今回は、がんばって一番取っても外で待っていてと促され、待って念願の一番乗りをしても零票確認のことは軽く投票管理者の方から言われただけで、零票確認しつつ投票も同時にするように促されたので、きちんと零票確認するのが難しかったということ。しましたけどね。零票確認をする役所の方もぎこちない動きで久しぶりのこちらもはらはらしてしまう感じ。

 数個投票箱があったのですが、1番乗りの私以外にも投票用紙を渡してしまうので、最後の投票箱で後ろの後ろの方、要するに3番目の方が私を抜かしそうになったんですよ。これはまずい。

先のWikipedia零票確認の項目の記述を引用すると「選挙区と比例区や、市長選と市議選など、複数の投票箱がある場合、最初の投票箱を確認した人が2番目以降の投票箱も確認することになっている。そのため、2番目の投票箱に別の人が先に投票しようとしても、最初の投票箱を零票確認した人が、次の箱を零票確認するまで待たされることになる。」ということなのです。そう、私が零票確認をして投票するまでは次の人を通してはいけないのですが、通してしまっていたんですね。

 役所の方とか投票管理者の方も制止しないものだから、僕が声を出しましたよ、あ、ちょっとみたいにね。そしたら、役所の方とか投票管理者も気づいたようですが・・・。

  零票確認抜きで投票が進んでしまってはだめですよね、公職選挙法に反しますし。

  投票所もたくさんありますから、不慣れな方も多いかもしれないですがね、こちらも趣味だけではなく、公正な民主主義を担保すべく早起きして一番乗りして零票確認をしに行っているわけですからそこをないがしろにされては困るし、こちらがやきもきするのも違うと思う。3番目の方も急がれていたのかもしれないが、

 その意味で、今回は感動と言うより複雑な思いが先行した次第。今回のスタッフの方々が不慣れだったと言うことだと思うし、なんかTwitterとかを見ていると、他の所でも零票確認なしで始めちゃいそうになるしとかつぶやかれていたので、なかなか難しいのかもしれないですが。

  というわけで、2度目の零票確認をしてきましたという話でしたが、前回も複雑な思いをしなかったわけでもないのです。常連みたいな方でしょうね、二番手に来た高齢者が私が先に並んでいるのを見て、その後に来たお仲間さん達に、今回遅れてしまったよという旨を大きな声で話していたりすると、悪いことしたわけでもないのに済まなそうな気分になってしまうのは何だかなぁという思いはあった。でも、その時は零票確認のしきりはきちんとしてくれた、次の方を待たせておいてくれたから今回のようなやきもき感はなかった。

 さて、なんとか零票確認および投票を済ませた後、最後にいろいろすみませんと私におっしゃっていたので、不慣れなところを詫びてくれたのだとは思うが、複雑な思いが残ったのは事実だったりする。