今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

愚痴を言ってもいいですか?

愚痴を言っていると、ぐちぐち言うなとよく言われた気がする。

学生時代は親からが多かったが、成績よくしろ、合格しろ圧力がひどくて、うまくいかない時はいいわけが多くなったが、いいわけがましいと怒られた覚えもある。

 

当時は、愚痴だって言うよ人間だもの、いいわけだってさせてよと思っていたものだが。それらに理由がないとは言えなかろうと今は思う。

 

今後の可能性がある者が愚痴を言っていても過去を振り返るだけで生産性がない。だから愚痴を言わずに前を向こうという意味では愚痴を言うなという叱咤は意味があろう。

今後の可能性がある若者が受験などで言い訳していてもやはり前は向いていないので、とにかく前を向こうという意味で言い訳するなという叱咤も意味がないわけではなかろう。

 

しかして、それらは今後の可能性があるということが前提だ。

 

私はもうとうに40半ばを過ぎて、もうこれからのポテンシャルという点では期待できない年頃だ。だから、愚痴を言ってもいいのじゃないかと思っている。

 

40半ばを過ぎてどう夢を見るのだ?今の時点でなんらかの地位なりの足場があっての活躍をする円熟期だろうが、私にはそういう足場はない。

出世していないという愚痴なんだけどね。恥ずかしくないわけでもないし、学生で言えば留年していますみたいな感じでね。その意味では心地よくはない。

 

なんて愚痴を語っていいかなと妻に話したら、うーん・・・今やっているゲームでも語ったら?とか言ってくれた。

 

そう、ほら、今のライフワークと言ったら釣りだけど、釣れない冬が来てしまって、釣りができないうさをはらそうと、当時大人気だった任天堂Switchを買ったのだが、オーバークックというゲームを最近二人で始めた。二人協力プレイでどうやらクリアしていくのだが、なんか夫婦仲を試される。相手のミスでクリアできなかったりすると互いに罵倒しあってしまったりして、危険なゲームだ。二人の絆が試されるゲームだったりする。それでも、時には罵倒し合いながらもどうやら解き進めている。

 

そんな話をしてみたら?みたいに言われたけれどもね(^-^)無下に愚痴るな格好悪いと制止する妻でなくてよかった。まぁ、結局愚痴ったけど・・・。

ま、最近はそれなりに釣れているからそこまで愚痴らなくてもいいんだろうけど、ライフワークの順調と、人生の愚痴は平行線というか別次元というか、どちらかで満たされているからどちらかがいいというわけでもなさそうだ。