さて、コロナ禍で外出自粛生活で、飲酒に走る人が多いとは聞く。ちょっと分かるようになってきた部分がなきにしもあらず。中年の私が昨今はまり始めたことがかなりの勢いでコロナ禍の影響で潰されてしまった気がするから。
温泉に行くのが大好きだったが、裸で密な環境になりかねない共同浴場は厳しいなぁと思ってしまうし、中年オヤジでは好む人の多いサウナもえらくはまっていたが、同じ理由で行けず。大好きだった外食・・・外での飲食もなんかあまりする気になれなくなった。3度のメシと同じくらい好きだった旅も行きづらい。
残った、最大の趣味である釣りは、密にならないレジャーとして大ブームになり、マナーを知らないことも多い初心者が釣り場を埋め尽くしとても癒やされるレジャーじゃなくなった。
せいぜい、テイクアウトの外食を買ってきたり、出前を取ったりしてステイホームしながら楽しむくらいが関の山となると、まぁ、出られないんなら一杯やろうやということになっても不思議じゃない。気持ちは分かる。
私自身は週一回程度(たまに2回になる)の飲酒制限を自分に課しているが、まぁ、お酒の中ではウイスキーが好きだと言うことで、最近ではスコッチを学ぼうとしている。
ということで、もう少しスコッチを買おうかなとか調べていたところで・・・
すごい欲しいスコッチが出てきてしまった。
密造酒時代のウイスキーを再現したというもの。
ザ・グレンリベット 12年 イリシット・スティル
面白そうじゃない。ウイスキーの生い立ちを少し学んだ人であれば、徴税吏の目をかいくぐるために酒樽を地中なりに埋めていたらいい感じに熟成してうまかったのがウイスキーの成り立ちであることからして、密造酒から始まったことを思えば、このういすきー、とても興味深い。
本日発売で、限定数。
ただね、発売前から通販サイトでは売り切れ状態。
今日はなにか公私ともにせわしなく、店を回るのを忘れてしまったが、回ったらあったかなぁ・・・。
買いたかったんだけどなぁ。いくら限定数とは言えど、発売初日で売り切れ状態って、やはりコロナ禍で飲酒に走りたくなる人のブームと思えなくもないけどなぁ。
明日、遅ればせに過ぎるかも知れないが、酒屋回ってみるかなぁ。
コロナ禍でなければこんなにこのウイスキーが品薄になってしまわなかったんじゃないかと思う。私もスコッチなどには手を出さず、というか飲酒にそこまで興味は持っていなかっただろう。この1年での変化。飲んだくれにならぬよう気をつけねばならないと肝に銘ず。