今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

姿作りの刺身に初めてチャレンジした

 姿作りの刺身なんて食べたことは50年近い生涯にかけても何度かしかないだろう。職場の団体旅行で宴会で舟盛りが出てきたりしたという時とかだけかなぁ。あとはやはり忘年会とか歓送迎会とかの宴会関係で出てきたこともあったかなぁ。

 ともあれ、姿作りの刺身超高級料理というイメージが強い。刺身というのはそもそも高価な食材である上に姿にする1匹をそのまま使うというコストやその手間のコストを考えるに、料理は味だけではなく視覚からという意識をする高級系割烹とかの意識に基づくものと思っていた。

 

 釣りを始めて5年以上になろうか。刺身であれば数限りなくアジを捌いてきたが、姿作りにはしてこなかった。前述のように高級な世界、つまりは別世界の話だと思っていたから。

 

 ただ、最近は、なぜか今まで釣ってきたこともなかった高級魚であるカサゴが釣れたりしている。

 

 刺身にとるには頭を落として3枚におろすのが楽なので、アジのように頭を落としやすいものは落としてしまった方がいいのだが、カサゴの骨はえらい硬い。ata葉を落とすのに太い出刃包丁を持ち出さねばならないくらい。

 

 調べてみると姿作りは頭は落とさないようだ。ではやってみようかとやってみた次第。

 

 というか、私のような小魚専門の釣り人にカサゴのような大物高級魚がかかることは滅多にないのだから・・・高級魚にふさわしい姿作りをやってみるのもいいじゃないかと。  

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 かようにできたわけですが、串一本あればできるんだねと思った次第。

 カサゴのように背骨が硬ければ型崩れしないで比較的容易。

 アジとかだと骨が折れてしまって成形に苦心するかも知れない。

 

 意外にできてしまってうれしかった。別に別世界、セレブの話だけではなく、自分でもさっとできてしまうんだと齢50近くなって知った次第。

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姿のアラはかように味噌汁に出汁に煮出すと美味いので無駄もない。ほほぅと思ってしまっている次第。