今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

ザ・ラスト・サビキ

 ゆえあって、サビキ釣りをやめざるを得なくなった。

 幼少時の釣りを除けば、近年中年になってハマり始めた釣り趣味、これは生涯をかけた趣味になりつつあるわけだが、それの最初の初めは、サビキ釣りでカタクチイワシを釣り上げたから。

 それから、サビキ釣りを中心にずーっと釣りをしてきたが、このたびそれをやめざるを得なくなった次第。

 生のアミエビを使い切ってしまわねばならない事情、あとは、最後だということもあり、金曜日の夜に夜釣りに行った。最後のサビキ釣り。

 最後のサビキ釣りだったが、渋かったなぁ。

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 ウミタナゴがまず釣れてくれたが、それから沈黙の時間が長く、最後に一匹、アジが釣れてくれた。

 うれしかった。最後のサビキ釣り、アジで締められるのであるから無上の幸せである。