今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

でかい腫瘍のあるハゼが釣れたんだが

 最近、ちょっと前に比べるとめっきりハゼが釣れなくなってきた。

 そんな昨日の朝、なんとか釣れてくれました。

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 かなりのデカハゼ。

 釣れてくれてありがとう。

 

 それはそうなのですが・・・ですが・・・ f:id:small_editor:20221113193045j:image

 なんか左の頬に腫瘍が見えますよね。f:id:small_editor:20221113193000j:image

 かなりリアルに腫瘍だったので・・・うーん、迷いました。

 頭は切り落として、身だけ天ぷらにするから、いいのかなぁ。でもなぁ・・・

 なんか、とても生々しい腫瘍であったので、かなり大きいハゼだったので惜しかったのですが、リリースしました。

 

 ハゼの腫瘍・・・調べてみると・・・

www.jstage.jst.go.jp

 1970年の東大農学部の方の論文を見ると、ハゼの腫瘍の発生原因として「工場廃液中の化学物質,機械的刺激,ウィルス,などが疑われ ているがいずれも確証を掴むには至っていない。」とされており、今後の研究が待たれるとのことになっている。

 

 その後、平成15年9月30日の独立行政法人水産総合研究センターのプレスリリースで・・・

「底生魚に見られる腫瘍状病変の原因は原生動物 -「お化けハゼ」は水質汚染とは無関係-」 と題してプレスリリースをしている。

 ハゼやカレイなどの、水の底の方にいる魚にある腫瘍は原生動物の寄生により起こり、それは人に感染するものではないという主張がなされている。

www.fra.affrc.go.jp

 独立行政法人水産総合研究センター水産業に関する国の機関であることから、まぁ、水産物である、底生魚・・すなわちカレイとかヒラメに見られる腫瘍が害のあるものであれば困るわけで、そのような水産業寄りの機関が大丈夫ですよと言っても、心情的には鵜呑みに出来るのかなと懐疑的ではあるものの、まぁ、大丈夫だったのかな・・・少なくともその部分を食べなければ。

 

 それにしても、ハゼも釣れなくなってきて、昨日の朝はこのデカハゼを逃がしたら、また釣ればいいやと思っていたものの、釣れず。きわめて小さなダボハゼというのかな、ものすごい小さいのしか釣れずにリリースに至ったので、なんかもったいなかったかなと思う次第。