今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

結局今年は生梅を買えなかった

 今年の梅の不作はひどかった。主に春先の異常気象が原因のようだが、生梅が6月初旬の短い間にしか出回らず、今年は手に入れることができなかった。

 妻が漬けてくれる手作りの梅干しが毎日の弁当に入り健康維持に大いに役立っているので非常に悔しい。

 その短い出回った期間に私事で忙殺されることあり、時期を逃したのが悔しい。

 その後通販を探したりしたが法外なプレミア価格になっていたり、産地の直売所に電話してもあきれたようにもうとっくに終わりましたよ、また来年と言われ、大いに傷ついたりした。

 毎年のよう妻に梅仕事をしてもらってきた仕入れ担当としては、ほぞを噛む思いであったわけだ。

 そんな中、冷涼な気候で知られる長野県白馬村に7月中旬に逗留した時、白馬村景勝地である大出の吊橋のあたりで、梅の実が落ちているのを見かけた。

f:id:small_editor:20240822075229j:image

このあたりだったんだが。通常であればかように捨てるほど実る梅の実が前代未聞の不作であったと言うことに気候変動の深刻さを思わずにはいられなかった。

大して落ちてはいなかったのだが前述の、ホゾを噛む思いから、思わず拾いたくなったが妻に止められた。まぁ、そうだよな。大した数が落ちていなかったし。

 

そろそろ昨年妻が大量に漬けてくれた梅干しが切れるだろう。

高くなるであろう梅干しであっても仕入れざるを得ないのだろう。