今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

富士吉田市の「吉田」という地名に交錯する現代と過去

 さて、先日は大好きなドラマ「ホットスポット」のホットスポット(聖地)めぐりで、山梨県富士五湖あたり、特に富士吉田市を中心に巡ってきたことを語ってきた。

 このあたりはデジャブ(既視感)がある。

 

 その時は文豪 太宰治 への興味で来たのだ。

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 河口湖を見下ろす天下茶屋太宰治富嶽百景の作品へ想いを馳せたのだ。

 

 小説 富嶽百景 で、茶屋の若い娘さんが、ふもとの「吉田」の町で一泊してきた主人公(太宰本人)を、つんとした態度で迎えたため、吉田ではお酒を飲んでいてこの宿に泊まって財布を落としちゃったなどの言い訳的な独り言をしている描写が出てきて、その部分はなんかピシッと記憶しているのだ。

 吉田

 そう、今は富士吉田市となっているが、アピール的な意味で富士を頭に冠しただけであり元々はこの辺りは「吉田」だったのだ。太宰の小説でも、吉田で一泊してと出てくるわけだし。

 

 そのような感慨に耽りながら、ドラマ「ホットスポット」では「吉田」を「浅田」と言い換えて使っている。

 出身は?いや、ずっと浅田だけど。みたいにね。

 富士吉田市を富士浅田市としている。

 

 吉田を浅田と言い換えているのがなんか面白い。言い換えてドラマの虚構性を出しながらもバレバレである感じがバカリズムらしい節回しであろう。

 まぁバレバレであるから舞台になっている喫茶店の尋常ならざる混みにも繋がっていう。もちろんここも「吉田」のあたりだ。ー

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 最近のドラマと太宰治の名作とが「吉田」という地名で繋がる妙を感じた次第。

今週のお題「ドラマ」