いつの頃だろう。のぼうの城。
映画でも見たし、小説でも読んだ。
映画をいつ見たかも定かには覚えていないほど昔なのだが、野村萬斎さんが演じる「でくの坊」転じて「のぼう」と言われる殿様の怪演は忘れ得ぬところだ。映像作品だと忘れてしまうことも多い中で、これは忘れ得なかった。
小説をいつ読んだかは、この一語りたるウェブ日記で語っているので記録になっている。
発熱して苦しんでいる最中に読んだらしい。2013年のことだ。
調べてみると映画化されたのが2012年だそうなので、映像を見てから小説を読んだのかも知れぬ。
映画はともあれ、小説は妻の方が読みそうなものなのだが、妻は映画も小説も触れたことがないとのことなので・・・
本を読んだ間も無く後に、のぼうの城のゆかりを巡ってという語りを語っているが、これはまったくもって私の趣味だけで妻はそれに付き合ったということになろう。
でもどうやら行ったのは「さきたま古墳群」のようでそこの丸墓山古墳が攻め手の石田三成が陣を定めた高台で、そこに行ったのは記憶にあった。
のぼうの城で描かれるのは石田三成が「のぼう」相手に水攻めを繰り広げる攻防戦なのだが、そこに陣を定め、石田堤という堤防をめぐらし水攻めをしたということできっと石田堤までは見たのだろう。古墳は妻の方の趣味なので妻も興味深かったんだろう。
先の語りでもその記述もない。
忍城はその後江戸幕府にとっては要衝の地で譜代大名が治めていくわけだが、そこで復元とは言え立派な櫓復元されていることは城好きのちょっとした城マニアとして知っているが、行った覚えはない。そんなこと妻と話していて、さきたま古墳群には行ったことがあれど、忍城は行ったことがなさそうだという事になり、行ってみようかということになった。
天守と言うわけではなく櫓なので、住宅地の中にひっそりある感は否めぬが、水攻めにしようと考えるくらいで行田は南を荒川という大河、北を利根川という大河に挟まれた地域で、忍城近辺は湿地帯であったようだから、まぁ、櫓と言っても住宅地の中に埋没してもおかしくはない。低い位置にあるわけだから。

立派な櫓だ。これだけの櫓が復元されているところはさほどないからして、素晴らしいなと感じた。
あと、ここが、のぼうの城 かぁと感慨深かった。
攻め手側だった石田三成側の遺構のみを見たのが前回。12年経って再び行田に来て、城の方を見られて、これにて「のぼうの城」に関してはコンプリートしたのかなと思う次第。
この櫓の中には入ることができる。行田市の郷土博物館となっているので、入館料を払って入ることにより、この櫓の中にも展示があるため入ることができるのだ。
もちろんここにも入って勉強したのだが、なかなか興味深かった。