今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

僕だってできるもん

 なんか、子どもが言いそうな言い回しだが、いい大人、50代の私が今言いたい言葉である。

 「あなたってこんなこともできないの?」
 妻からよく言われることだったりする。
 まぁ、新婚の頃、「ほらぁ、ネクタイ曲がっているよ」とか言って玄関先でネクタイを直されたりする様子は、かわいげのある夫婦間の所作として様になるだろう。

 しかし、長年連れ添ってきた糟糠の妻からしたら、「こんなことも?」と言いたくなることもあるようだ。例に挙げたネクタイに関しては私は思うところあってネクタイをずーっとしていない期間が長年あった。ネクタイが似合うのにと妻は常々思ってきたようで、使わないものを新しく買うことはなかろうと新しくしてこなかったのだが、あまりにもと思って妻が買い与えてくれたりしていた。状況も変化して近年はネクタイをして行こうと思いネクタイはしている。別に妻にネクタイが曲がっていることを指摘されるわけではない。ネクタイを着けるのは上手い方だ。

 先日来、天然酵母の発酵作業をしているのは何度も語ってきているとおりだが、菌の管理が必須なので、発酵に使う瓶は煮沸消毒をする必要がある。
 単純に煮沸消毒と言っても、たいていの瓶はソーダガラスを使っていたりするので、いきなり熱湯でもかけようものなら割れる。梅酒造りのソーダガラスの大瓶にいきなり熱湯を入れてきれいにすぱーんと割れてしまって驚いたことがある。
 そのへん、妻は慣れていて、煮沸消毒はふきんを鍋の中に敷いて割れないようにして水から沸騰させたりしてくれて煮沸消毒をしてくれる。
 
 ただ、ずっと妻に頼りっぱなしとなると情けない。

 自分でできるよと先日自分で煮沸消毒をしようとしたのだ。
 割れないように、直火の熱が伝わらないように布であればいいのだろうと手ぬぐいがあったのでそれで煮沸消毒をしたんだが、妻に待ったをかけられた。濃い色の手ぬぐいだったので染料が溶け出していないか?と。確かに溶け出していた。これでは食品に染料がうつってしまうではないか。

 そこで妻がやり直してくれたのだが、まぁ、妻にとっては「あなたってこんなこともできないの?」だっただろう。

 仕事で疲れていたりして集中力・注意力を欠いていたのだろうが、それくらい想像できなければだめだろう。

 さすがに、自分でやれなければならないだろうと今朝起きだしたあと自分でやってみた。

きちんと白いふきんを使ったよ。トングも同時に消毒。

 トングで取り出して、キッチンペーパーで乾かす。

 うん、できた。
 僕だってできるもん、そう思った次第。

 

cookpad.com

 こちらを参考にした。

 レーズン酵母をまた作り始めたわけで。これくらいのことで妻を呼んでいてはならないなと感じてはいる。