実際に上がれる灯台、「のぼれる灯台」が全国に16しかないことを先日千葉県南房総市の野島埼灯台に行き知ったのだ。9月も終わりに近くなってからだ。
南房総の突端の印象的な灯台にそういえば何度も近くには行っているのに登っていなかったなという軽い動機からだったが、登れるだけではなくて灯台についての展示が意外にもかなり充実していて、灯台登っちゃおうという感じで灯台訪問への意欲が高まった次第。
神社巡りなどもハマる人はハマるよね。似たような感じだろう。
それで、この前は行ける範囲となると関東なわけだが、千葉県の南端の野島崎は行った。あとは千葉県の東端の犬吠崎。東京湾の入口の東側の野島崎、太平洋に突き出す本州の東端である犬吠崎。思えば千葉県にはたくさん海の要衝があるなと思うよね。犬吠埼灯台に行って登ってきたのも先に語った通り。
毎週末灯台に行っている感じになっていたが、今回は一週間置いて、昨日、神奈川県は横須賀市にある観音埼灯台に行ってきた次第。
観音崎は日本で初めて西洋式灯台が置かれたところで、これは特に灯台にハマる前から知っていた。東京が日本の首都であれば、その東京湾を守るための要衝は千葉側と神奈川側にあるが、観音崎が東京湾に張り出していて船の通行を見張るのに要衝であることは地図を見れば一目で分かろう。
その観音崎に日本最初の西洋式灯台が置かれるのは自明であるが、そのメモリアルな「のぼれる灯台」の観音埼灯台に登ってきた次第。

入場料は300円。これはどこの「のぼれる灯台」でも一緒。全国16ヶ所の「のぼれる灯台」は燈光会という団体が管理していて共通となる。こんなに灯台に行くなら16ヶ所全て回れるパスがあるので買った方がという向きもあるかもしれないが、野島崎、犬吠崎、観音崎を除くと関東には「のぼれる灯台」はない(次に近いのは静岡県熱海市の沖の初島にある初島灯台)ので、まぁ都度払いで行っている。

灯台のレンズを間近でみられるというのはなかなか稀有な機会だろう。

ここではなかなかの迫力でレンズも見られる。






なかなかの壮観だった。
観音崎、昔から知っていたし、幼少時に連れてきてもらったこともあるのだが、景観は見事だなと思った次第。