さて、年末から、物理学上の慣性力に似た感じの昨年の仕事まみれの日常の残滓が抜け落ちるのを待っていたのは先日来語っているところだ。
まぁ、大晦日と、年明けての昨日の元日は仕事とは扱ってもらえないのだが、仕事を完全には忘れえぬ役割が割り当てられていたため、昨日までは完全にお屠蘇気分とはなれなかったのだ。
それでも、今日は飲もうかな、そんな正月始めになった次第。
毎年恒例で見ている箱根駅伝でも眺めながら一杯と思ったのだ。

茨城県笠間市稲田の磯蔵酒造の稲里初搾り。かなり前になるが、茨城県は笠間を旅した時に出会ったお酒。笠間と言えば陶器の焼き物で全国的に有名だが、笠間市の稲田地区は石材の産出地として有名のとのこと。その石の層を通ってのいい水が出るのでここにできたのが磯蔵酒造とのことだが、その酒造が、年末に初搾りとしての新酒のこちらを例年出すのだ。12月13日に同じく栃木県の益子町に陶器を買いに行ったついでに県はまたぐが隣にある笠間の稲田に行きこの酒を仕入れた次第。

正月用。
それを今日口開けということである
正月用の酒として結構買いに行く年が多い。
酒の酵母が生きている活性にごり生原酒という希少なお酒で、酵母菌が生きているので、発泡するわけで、面白い。
炭酸のようなものなので、振ってしまってはだめなのであるが、上の写真のように分離してしまっていたら美味しくはない。
こんな風に静かに混ぜる。

うまく混ざったようだ。
でも、栓を開けるとシャンパンのようにあふれてくる。そこまでの勢いはなくても。
買ってから数週間経つが、冷蔵庫で保存しておくと酵母菌が生きているのがよくわかる。生物学って奥が深い。
まぁ、箱根駅伝を見ながら、文字通り朝から酒を飲む。
朝酒。
えらくうまい。シュワっとしている日本酒。甘みも感じる。
美味いよ。お酒が得意ではない妻も美味い美味いと。
ということで、飲んでいたら、箱根駅伝を横目にガン寝してしまった。
最初出遅れて十数位だった青山学院大学が驚異の追い上げでトップで往路優勝したわけだが4区くらいから寝てしまったので途切れ途切れか。
しかして、昨年内の仕事の残滓がようやく抜けて、遅ればせながらの正月気分で朝酒朝寝を決められてそれはそれで幸せだった次第。
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