今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

獲物を狙う鋭い視線の先

 火曜日は近くのレンタル屋さんが半額の日だ。

 なんか最近は、映画や音楽CDは火曜日にまとめ借りをするようにしている。バーゲンにて子どもの服とかお父さんのパンツとかをまとめ買いしたり、安売りの時に食材を買いだめして冷凍庫に入れておくような主婦感覚。
 ちょっとせこい気がしないわけでもないが、男一匹だけのひとり暮らしがこうも長く続いてくると、別に独身貴族然とばかりはしていられないわけで、自然と主婦っぽくもなってくるものだし、そうマルチに動かなければならなくなるわけだ。

 ということで、DVD・ビデオを3本、CD1枚を借りる日なのだ、火曜日。

 一生懸命、探すよね。映画・・・だてに本数見ていないから、これは面白そうだ、これは面白くなさそうだ、これはあのストーリーに類するものだなとかが想像つくから、自分を感動させる一本、どころか、3本を見つけなければならない・・・

 レンタル屋さんで30分以上うろうろすることもまれではないし、その時、僕の視線は獲物を狙う鋭い視線になっているに違いない。

 その視線の先が、成人向けビデオだったとなると、ちょっと腰砕けだが・・・確かに成人向けビデオも借りるけどさ、フツーの映画もなかなか真剣に探すのさ。

 でも、成人向けコーナーでの周りを眺めると、結構、真剣な表情で鋭い視線を送っている人たちが多いし、実際いい面構えで男前にさえ見えたりもすることも多いから、・あなどれない話ではある。わたしもそうなのかもしれないし・・・ね♪