今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

尊敬する人物のひとり、伊能忠敬

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 芝公園にある伊能忠敬測地遺功表前にて。

 伊能忠敬は僕が尊敬する人物の一人である。
 なんというか、人生五十年とさえ言われ、要するに今みたいに寿命が長くなかった頃に、50歳から測量に目覚め、死ぬまで測量を続け、正確な日本地図を作るという偉業を成し遂げた人物。

 僕が、尊敬する所以は、寿命の短かったその時代に50歳から測量学を学び初めたということ。
 測量学といえば、今でもそうだが、かなり高度な数学を用いる、理科系の学問である。江戸時代であればなおさらであろう。それを50歳から学んだということ。

 人間始めるのに遅すぎることはない・・・そんな勇気を与えてくれるから何だけどね。