今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

ホームベーカリーの使い心地


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 昨日買ったパン焼き機すなわちホームベーカリーはこんな感じのもの。


 昨日早速使ってみるも、最初のは失敗してしまった。容器のセットがきちんとはめていなかったわけで、一部分がパンで一部が粉のままというわけのわからないものであった(半分くらいは食べられたが)。


 リベンジにと今朝焼き直したらこんな感じ。


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 なかなか美味しい。朝からの焼きたてパンは魅力だ。


 実際私は今までも数々のパンを自分の手で捏ねて焼いてきたが、最近は寒くなって捏ねてから一時間くらいでは発酵しなくなってきたし、かといって、寝ている間発酵させておくと過発酵になってしまうことなどから、最近のパン作りはなかなかにうまくいかずに苦心をしていた。一語り「平日の朝にパンを焼く生活にあこがれるも、道険し」(2006.12.13)に書いたとおりだ。


 このホームベーカリーだとその苦心が克服出来るのがとてもよい。自分でやると、二次発酵までは手が回らず一次発酵も時間を食うためなかなかできず、しかも夏の温かい温度がないと発酵に適する温度ではない(理想的には30度くらい必要)ということなわけだが、ホームベーカリーではそのへんは材料を入れて放っておくだけで自動でできる。しかも、焼きまでしてくれるのだから、すこぶる快適である。


 ただ、時間がかかるのが問題。早焼きモードでも2時間50分はかかるし、普通の焼きになると4時間以上かかる。だから、材料を投入しておいて朝にできあがるようにタイマーセットというのが現実的な使い方。


 もしくは、生地作りだけで止めてしまうモードでもよい。それだけでも、普段自分が手で打ち粉をふるってやるのよりは数段に手間がかからないし、発酵のために理想的な温度でがっちり発酵してくれるのもいいと思うので今度使ってみよう、ソーセージを巻くロールパン作りなどで。


 ただ、炊飯器のように使うかどうかと言われれば、かっちり計って数種類の材料を入れなければならない手間から、よく言われるように飾り物になる危惧はあるかもしれない。


 しかし、自分の手で捏ねて作るのを体験して苦労してきている人にとってはこれ以上楽になっていいのかというくらいに楽である。生地作りのみで応用も利く。


 私にとってはこれからも重宝しそうなマシンだ。妻も毎朝のパンを喜んでくれるのでやりがいがある。 


 明日の朝もパンを食べようと思う♪