今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

神奈川県から千葉県をまたぐ夫婦旅のまとめ


 昨日、10月6日には神奈川県から千葉県をまたぐ小さな旅を夫婦でしてきたのだ。ここでもPHSからぽちぽちとリアルタイムに更新してきたが。


 まぁ、せっかくの3連休、晴れるのは最初の方とのことであったので、出かけようよということで。


 前々から、お金に余裕がないからって、全く出ないのも寂しいねと言っていたところであったし、お金が比較的かからない遊びお出かけをしようじゃないかと夫婦で話し合っていたところで、今回の遠出になった次第。


 今回は、芋掘り、東京湾横断、鋸山登山という3点程度をメインに欲張りなプラニング。


 芋掘りは私が以前やったことがあって、結構、いやしになるなぁと感じていたので提案。


 千葉側に渡ってみたいというのは妻の希望。


 それらを両方いっぺんにかなえてしまおうという欲張りプラニングをしたところで選んだ場所、神奈川県の三浦半島で芋掘りをして、そこから千葉の房総半島にフェリーで渡ってみようというプラニング。


 今、東京湾を横断するには、神奈川県の川崎と千葉県の木更津を結ぶ、アクアラインという海底トンネル+橋の道ができたりしていて便利になっているが、三浦半島久里浜と千葉県の金谷を結ぶフェリー航路(東京湾フェリー)は今も健在である。聞くと久里浜と金谷は11kmしか距離がないらしく、フェリーでゆっくり行っても35〜40分の道のり・・なるほど、橋を架けるほど狭くはないが、フェリーの実用性があるんだろうね。


 あと、久里浜のちょっと先の津久井浜というところに津久井観光農園というのがしきりに宣伝されているのを知っていたので、朝、まず芋掘り、東京湾フェリー東京湾を横断し、金谷の方の観光名所である鋸山を登ろうという欲張りな計画を立てたわけだ。


 鋸山は私も何度か登ったところのあるところで、ロープウェイで一気に上まで上がれるため、妻でもがんばれる登山であろうというところで(^-^)


 ということで、まずは津久井観光農園でので芋掘りであったわけで。5株で800円。一株にいくつかサツマイモがくっついていて当たりはずれはあるものの、二人で遊んで800円はコスト安だろう。事前に軍手とスコップを100円ショップで買って行っていたが、それは大正解。やっぱりそれなりのツールがあると楽である。


 ただ、思ったより津久井浜の駅から大分歩くので、これは気をつけた方がいいかもしれない。いきなり本格的な田園ハイキングの様相を呈してしまったが・・・イモも5株で十分重い感じであったわけで。


 確かに、掘り掘りしていると癒される感覚で楽しかったねと、5株分でもずっしり重いイモをかかえて津久井浜の駅へ戻る。


 津久井浜の駅から横浜方面へ数駅戻ると京急久里浜。ここからバスに乗り、東京湾フェリー乗り場へ。乗ってしまえば10分程度でつくかな。


 そこに着いてもう15時くらいであったが、船にのり15時の便で千葉県金谷へ。海の上で昼食にしようと決めていたので、妻の作ってくれたおにぎりとおかずを広げつつ。船旅というのはゆったりとしていて好きなのだ。なんと言ってもスペースが広いわけで、列車や飛行機の旅とはそこが違う。私の初めての海外旅行が船での出国だったのも、そういう感覚が好きだからかもしれない。


 40分ほどで対岸の千葉県へ上陸。


 鋸山のロープウェイまでゆっくり歩いて20分程度。これでもう16時くらいなわけで、降りてくるのの最終が17時30分とのことなので、急ぐ。


 上に着いたら、さっさと鋸山山頂を目指す。頂上を目指すには頂上が日本寺の敷地内であり、拝観料が必要となる。


 鋸山とは、もともと石切場であって、それでできた切り立った断崖が鋸様であるため、付いた名前であるが・・・なかなかの光景である。何度来てもその壮観さには圧倒されるし、眺めは本当にすばらしい。昨日も晴れていて本当によかったわけで。


 頂上からの眺めを堪能したら、すぐに降りる。電車の時間があったからね。


 復路も同じフェリーであると味気ないかなということで、浜金谷の駅から17:28の千葉方面の電車に飛び乗る。木更津まで行き、アクアラインを通るバスに乗って神奈川県側に帰ってきた。


 アクアラインを渡る頃には、既に暗くなっている19時頃。


 でも、アクアラインを千葉側から渡ってきたのは初めてであったので面白かった。千葉側から途中のパーキングエリアである海ほたるまでは橋であり、そこからもぐって海底トンネルになる構造であるため、神奈川側から海ほたるまで行ったことはあっても、そこから先の橋に乗ったことはなかったので面白かった次第。


 結構、橋の部分は短いなという感じ。


 すぐ終わってしまったが、東京・神奈川側の夜景がきれいに見られてよかったわけで。


 なんだか、いろいろな交通機関を乗り継いでの旅に、妻も面白かったようで、かの「水曜どうでしょう」みたいな旅ねと面白がっていた。なるほど(^-^)


 そうなのだ。列車・船・ロープウェイ・バスと4種類も一日に乗りこなす散歩旅はなかなかないだろう(^-^)


 独身時代は、独り身の時間の余裕にかまけていろいろ旅をした経験がこのようにやくにたってよかったなとか思いつつ、一日の行程としては充実しすぎるほどしすぎていたけれども、夫婦共々満足な旅であった。


 コスト的にも安く上がったが、それでもそれなりにコストはかかるものだね(^-^)