今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

久々に血湧き肉躍る興奮を覚えた瞬間

 今日は午前中は食料品の買い出しにスーパー三軒はしごなどなど・・・かなり地味に動きつつ。あ、実はケーキ作りとかしていたんだけどね・・・。それも地味でしょ?どのみち血湧き肉躍るというわけではない。

 そして昼ご飯を食べて午後、ぼーっとネットサーフィンをしていたんだよね。
 
 そしたら、おおっ??ということを発見。そう、血湧き肉躍る興奮がそこにっ!!

 その話をする 前置きとして語っておかねばならないことがある。
   
 私は佐々木譲さんという小説家が好きだ。彼の著作をかなりの部分読んでいる。彼の著作への思い入れは この一語り に大いに語っているので参照されたい。

 彼の代表作・出世作といえば第二次世界大戦三部作と呼ばれる、「ベルリン飛行指令」「エトロフ発緊急電」「ストックホルムの密使」なわけだが・・・中でも後ろの二作はNHK土曜ドラマとして映像化されている。ドラマ第一作は「エトロフ発緊急電」を「エトロフはるかなり」という名で、第二作は「ストックホルムの密使」はその名のままで。

 そのドラマは、本当にオススメである。実は私自身、そのドラマを学生時代録りためて知人に見せたら、知人も非常にはまりこんでしまったというくらい、原作の魅力を損なうことなく見事に映像化したものである。ビバNHKと、昨今のNHKの引き起こした大企業のおごりならでは数々の不祥事を、私の個人的感覚としては払拭してあまりあるほどの名作である。

 ただ、唯一心残りがあったのだ。第2作ドラマ「ストックホルムの密使」の録画画像の後ろ5分ほどだけ切れてしまっていたのである。だいたいのエンディングはわかっているのだが・・最後の5分だけわからない・・・
 私の録画ではまりこんだ知人にも、そこも録っておいてくれれば・・・と言われたことは当然tの言えば当然だ。私だって見たかった。

 数年前・・・横浜の放送ライブラリーというところを偶然訪れた時に、第一作の「エトロフはるかなり」が視聴できることを知った。もちろん、それを見てとても懐かしく見たのだが・・・。

 ただ・・「ストックホルムの密使」はなかった・・どうしてだぁ・・・せいぜい1年の間をおいただけで放映されたものなのに・・・

 本では読んだのだが・・・その5分間はよくわからない・・・映像化において付け加えられた部分なんだろう・・・。
 
 見たい、でも、見れない。
 くやしい思いをしながらも、そのうち視聴できるようになるであろう・・・
 時折思い返しては、放送ライブラリーの視聴リストをチェックしながらも・・・まだない、まだない・・
 NHKアーカイブズにもないのだ・・・(ここには「エトロフはるかなり」さえない、今現在)
   
 それから数年・・・そう、今日・・・ついに発見してしまったのだ・・・「ストックホルムの密使」が視聴可能になっているのを!!

 すぐに出かけて、放送ライブラリーまで来てしまった。
 そして、今、見ているところ(^-^)

 うれしい。これが久々に血湧き肉躍る興奮を覚えた瞬間(^-^)