今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

システムのジレンマ


 番号ポータビリティーが開始されるとのフィーバーで、ソフトバンクの契約切り替えシステムがパンクしたとのこと。斬新な新料金プランが受けて切り替え希望者が殺到したためのようだ。


 そういえば、先日は、NTTのひかり電話(IPフォン)がパンクしたことが問題になっていた。これも、FTTH光ファイバー回線)の売り込みしすぎてシステムがパンクしてしまったのが原因だったと記憶している。


 要は、大量すぎる情報処理はシステムがさばききれなくなるという、ごく当たり前のことを思い知らされることになる。大量の情報処理ができるのが売りなのが情報システムだが、大量すぎるとさばききれなくなる・・・システムのジレンマだ。


 これはなにも大規模商用システムにおいてだけ起るものではない。個人所有のパソコンだって、初めは何だってできる気がするものの・・・ある程度使い込んでいくと、その演算能力の限界を気づかされることになる。エクセルの表を限りなく大きくしようとしてもできないことはみんな知っていることだ。


 この一語りだって、ブログ形式にしたものの・・・1400以上の語りが集積されてくると・・・なかなかさばききれないのだ。ブログシステムも一種のシステム。1400の語りをどうするか・・・そのへんを頭を悩ませていくわけだが・・・文を書くために、そして、文を簡単に公表できるために導入したシステムに振り回されて、文を書くということに専心できなくなるのがブログシステムのジレンマか。