今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

すみません・・・髪硬くて


 今日の一語り: 初めての床屋で語って以来行きつけている床屋がある。


 その床屋には何人かの理容師さんがいるが、中でもとても職人肌の寡黙なタイプの女性の理容師さんがいて、何度か刈って頂いているが、すこぶるいい感じに刈ってくれる。美容室と違って床屋だと指名制があるわけでもないので、その方に担当して頂けるかどうかは運任せなのだが、今日行った時も刈ってもらえたのでラッキーだったわけで。


 住まいを変えるたびに床屋もいろいろと全国的に変遷してきた私、いろいろな理容師さんに刈ってもらって、刈ってもらっている間中話しかけられるようなにぎやかな方もいたりしたが、この方は本当に寡黙である。ただ、腕はいい。


 私はだいたいスポーツ刈りで短くしてもらうわけだが、妻が、あ、それいいじゃない!!と進んでいってくれる場合、これはかなりよく刈れている証拠と思っている。この方が刈ってくれるととても妻の評判がいいわけで、これは腕が確かだと思う次第。妻だけでなく、妻の母などにも評判がよくこれはますます信頼が置けると思える次第。


 スポーツ刈りと言えど、ただ刈るだけではしゅっとしないわけで、かっちり決めてくれるにはそれなりの技量が必要なのだろう。


 それこそ初めて行った時は寡黙に刈られると、不安があったわけだが、今ではその腕に信頼を置けるのでその寡黙さが職人的寡黙さにも思えて今は信頼の証のような気がしてね。


 その寡黙さを破って、今日言われた一言が「髪がすごく癖があって大変ですね」といった旨のこと。素直にすみませんと答えてしまった。


 そう、髪が硬くて短くしないともわっとしてしまう位の私の髪、床屋さんはどんな髪質であろうと定額であるから、私に見たいに髪が硬くて密度が濃いと、言ってみれば割り勘勝ちしてしまっているようなものかもしれない。事実そんなことを今まで受けたほかの床屋さんで言われたこともある。


 ま、すみませんと思いつつ、スポーツ刈りにしてもらいにいくわけですな(^-^)


 ともあれ、二ヶ月に一回くらいの床屋は気持ちよいものですな。