今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

勤め人は平常心を保って帰るのは意外に難しい


 社会人というのはよほど強固な意志を持っていないと平常心で家路につくことはできないものだ。


 なにかしらあって、ウツウツたる気持ちとかで帰ってくると、あ、今日は本屋に寄りたかったんだとか、あ、今日は歯磨き粉買って帰らなければならなかったんだとか忘れてしまったりする。


 ただ帰るだけならいいが、憂さ晴らしに赤ちょうちんに入ったりするとスーダラ節の世界になってしまう・・・ちょっと一杯のつもりが杯を重ねてまったく無意味な時間の浪費になってしまったりするのだ。


 そういえば、僕も家に帰ってきて、今日は妻が飲み会で寂しいのうとか思いながら、帰ってもお釜はカラでご飯もなく、インスタントラーメンとかすすりながら、これじゃ寂しいなぁ、牛丼屋に行こうとか思っていたらなんか疲れていて動けず。


 結局妻が帰ってきてしまってから、妻は美味しいもの一杯食べたとか満足気なのを横目に、牛丼屋に行ってみたりしてさ。


 今牛丼屋でパソコン打っているんだけど・・・


牛丼


 なんかとてもうまいんだけど(^-^)


 少し気が晴れたけど、おれはこんなところでひとり寂しく牛丼食べていて良いのか?という思いもあったりして。


 そういえば、今日は床屋に行きたかったんだ・・・ウツウツたる気持ちで帰ってきて妻がいなくて調子が狂って、なんだか忘れた。 


 待っていた妻が帰ってきたけどお腹がすいていたので牛丼屋に行くという悲しい行為の末に、床屋に行き忘れたという悲しいことに気づいたわけで。


 社会人、なかなか平常心でいられるものではないというお話。でも、この牛丼は安くてうまい。