今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

サマータイムは資本家による搾取を助長しよう

 仕事がきつくなってから、毎朝、朝起きるたびに仕事に行きたくないと感じる。

 世の中そんな人ばかりだと思う。

 私自身、あまりにもそんな思いが強かった時代だってあるし・・・そのいやな気分がカムバックしてくるのもつらいが・・・現実そうだ。

 そんな憂鬱な朝・・・テレビをかけりゃぁ、「都庁ではすでに出勤している人がいます!!サマータイムの導入です。節電です。」なんていう感じのNHKのニュースが耳に入ってきて憂鬱が増す。

 サマータイム・・・理念としてはよござんしょ。でもさ・・・ふつーに定時で帰れるひとだったら、朝早く来たから、1時間早く帰りますよってできるだろうが・・・今の世知辛き日本ではそういうのはあまりないだろう。
 ぶっちゃけ、定時に帰りますって言えない雰囲気のところが多いだろう。

 そうなると、朝早く来ようが、定時になっても帰れない人ばかりあふれるんじゃないか。

 結局、得するのは、マルクス経済学的な表現を借りれば、資本家、有産階級であろう。

 一労働者は、冷房消されて暑いし、ニュースでやっていたが、エレベーターが少ないからあのタワービルの都庁で、自分の職場に行き着くだけで、渋滞が起こっていたし・・・いいことはない。

 マルクス経済学的に言うところの資本家による搾取・・・それを助長するだけだよ、サマータイムってさ。