今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

技術の高度化の副作用か

 腕時計がない生活 - 今日の一語り(はてな Ver.)で語ったが、腕時計が壊れたようなので、修理見積もりに出したら、修理には電子基板の交換が必要で4,000円以上するとのこと。
それであれば、新しい時計を買った方がいいかと、新しい時計を買ったが、見積もりから戻ってきた元の時計を見てみると、電波腕時計なのだが、電波も受信しているようだし、特に動作に問題がない。

 結局、メーカーまで戻したものの、原因は判明していないのではないだろうかと思う。

 原因は分からないが、基盤を変えれば治るだろうという、技術の高度化に伴い、原因特定の前に取り替えるという線の見積もりではないかと思うのであるが・・・。

 単純な機械であれば、どこかの部品を交換すれば済むものが、高度集積化した回路では原因特定よりはそのユニットの取り替えしかないと安易に結論づけられてしまいがちなのだろう。

 機械だって、0か1かだけではなくて、0.8くらい動くけどたまに調子悪くなることってあるわけだから・・・今回もそういうことなんじゃないかと解釈して、戻ってきて調子が戻っている時計は使い続けようと思う。

 それにしても、見積もり結果だけ聞いて、買ってしまった新しい時計は、せいぜい4,000円程度であったから、いいと言えばいいのだが、ちょっともったいなかったと思う。

 技術の高度化の副作用にあおられた結果とも言えよう。