今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

谷川岳に登り、期せずしての紅葉と寒さ

さて、先日の群馬旅では、漠然と水上温泉方面に行こうという思いで行ったわけだが・・・さて、観光として何処に行こうかと考えたときに、水上の観光の代表地として、谷川岳ロープウェイというのが見つかった。ロープウェイで一気に1300mくらいの場所まで登れるということであったわけで。

では行きましょうと行ってみたわけだが・・・これが実は良い意味でも悪い意味でもすごかった。

良い意味では、期せずして紅葉が見られたこと。
群馬の高地は寒いくらいだった - 今日の一語り(はてな Ver.)

で語っているが、首都圏に住む身としてはこの前までまだまだ暑かったが、前回の群馬旅で行った、嬬恋のあたりの高地の寒いくらいの涼しさを思うに、それなりに羽織るものを持って行ったのだが・・・その想定を上回る勢いで、寒かったというのが用意の足りなかった私にとっては悪い意味ですごかったということ。もうひとつすごかったのが・・・その登山客で帰りのロープウェイに乗れず、1時間くらいであろうか、寒い中乗るまでに震えながら待ったということであった。

 ともあれ、それくらいの寒さでの、とりあえず観光地として展望を楽しもうとして登った私にとって、意外で素晴らしかった紅葉の写真を載せよう。









 谷川岳のロープウェイ自体がすごい高さを一気に登る感じですごいのだが、そのロープウェイの上は冬はスキー場になるようだが、そのへんで1300mくらい。リフトでもっと上に上がり、1500mくらいまで登ると、とかような景色が広がる。もう・・・ばっちり紅葉であるし・・・というか知らずに上がってきた私が知らなすぎであって、みな、紅葉目指して登ってきているんだなというところ。
 ここまでの高地になると、やはり、それなりの山装備が必要なところであり、1500mとかなると非常に寒いくらいで・・・午後4時くらいで11℃くらい。いやいや、お見それしましたという寒さであった。
 あと、意外だったのが、谷川岳登山から降りてくる登山客で、帰りのロープウェイが長蛇の列であったこと。
 上に上がるのに、上がって眺めてすぐに降りてくるのだから、短時間だから軽装でも大丈夫な面もあるでしょうとたかをくくっていた面は否めないので、さすがに半袖とかではなく上着を羽織って上がったがそれでも寒い。すぐに降りれればよかったのだが、長蛇の列で1時間くらいは寒さの中に並んだだろうかと思われる感じでね。山に関してはあまり知識や経験がないところで、1500mくらいの高地に上がり、ゆめゆめ自然はあなどってはいけないという思いを実感した次第。


 長袖のシャツと毛糸のチョッキの上にウィンドブレーカーを羽織っていたが、これでは全然寒かった。これはまだロープウェイからリフトに乗り帰る前の姿なので元気だが、この後、リフトの往復をして帰ってきて1時間くらいの列に並ぶことになり元気がなくなる。ダウンジャケット等の重装備が必要であったと実感。

 まぁ、そう言えば下のロープウェイの乗り場でダウンジャケットが売っていたし、上の気温は13℃とか書いてあったが、ここまでの長蛇の列で並ぶとは分かっておらず・・・いやいや、厳しい自然に相対する時の装備は注意しすぎてしすぎるものにあらずと身体で分かった次第。
 私以外でも山登り感覚で上がってきている方々もいて、半袖だったりする方もいた。半袖よりはましだが、本当に山は厳しい自然だなぁと実感。

 今回乗った谷川岳ロープウェイのサイトはこちら。
トップページ/谷川岳ロープウエー株式会社

 見事な紅葉を見ながら、こんなに紅葉しているのも意外でよかったが、寒さも帰りの人での渋滞も意外であった次第。