今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

小島よしおさんの生き方に共感

 先日ね、千葉県は房総半島の袖ケ浦市にある東京ドイツ村に行った次第。
 小島よしおさんのミニライブを見に行った感じなんだけどね。
 小島よしおさんというと、お笑い芸人で、「そんなの関係ねー」と叫んで振りを付けながら、海パンいっちょで踊っていることで一世を風靡した方である。
 まぁ、それはたいそう流行ったのだが、それ以外ではあまりヒットを出していなかった。
 しかし、なんか、判官贔屓な私としては応援したい方でもあり、東京ドイツ村というちょっとひなびた遊園地に来るという点で応援したくなってね。
 また、東京ドイツ村の広い芝生は魅力でありそこで寝転がりながらライブを見れるなんて幸せじゃないかという思いもあった。

 行って、小島よしおさんのミニライブを見ていたら、大人が見たら、あまり面白いとは言えないのだよね。しかしね、小学校低学年かそれ以下の子どもたちが熱狂的に盛り上がっているわけですよ。すげーと思った次第。
 私たち夫婦は子どもがいないからして、それがなんか見ていて、ほぉこんな風にと思ってしまったのだが。

 分かりやすい振りで分かりやすい言葉なのが幼い子どもに受けるのだろうが、調べてみると小島さん自身も子ども受けのみ狙って行っているとのこと。大人の笑いは捨てたとのこと。

 そして、ドイツ村どころか、住宅展示場や幼稚園などもっともっと小規模で細かいところの営業にも出向いているとのこと。

 なるほど、捨てるものは捨て、特化して自分を生かしていっている。その生き方はとても潔く思えたし、正直、小島さんのライブはさほど面白くはなかったのだが、子どもたちをそこまで熱狂させている姿を見て、あぁ、これもありなんだなぁと思った次第。

 なんか共感してしまったのですよ。