昨日行った湯河原温泉の光景。川とのコントラストがいいなぁとシャッターを切ったわけだが。
温泉と川はなんかよくセットで光景として見られることが多いと思う。
もちろん、温泉は地熱で水が温められて出てくるものゆえ、川が近くにありがちなのは理にかなっているとは思われるが、まぁ、景色としていいものだ。
湯河原は国木田独歩の小説にも出てくる文人ゆかりの温泉である。川と温泉が近くにある。
文学は結構好きなので、志賀直哉の「城の崎にて」にあこがれて、兵庫県の城崎温泉に行ったことが若かりし頃にある。そこも、温泉場と川のコントラストが素敵な温泉地であった。
だって、川の両側に外湯めぐりの外湯浴場や旅館が建ち並んでいるんだもの。とても素敵であった。
湯河原のこの光景を見て、あぁ、文人ゆかりの温泉場は川とのコントラストが素敵なところが多いのかなぁとか思いを馳せた次第。
日帰りだったのが惜しい。ゆっくり泊まりたいものだ。