今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

ドラマ 松本清張「花実のない森」 がいかにも松本清張らしかった

【ドラマ特別企画】松本清張「花実のない森」 | テレビ東京を見終わった。
 先週の水曜日に放映されたものであるが、松本清張原作となると、妻が録画しておいてくれるのだ。

 見てみた。なるほど、松本清張だなぁという感じのストーリー。
 松本清張もののテレビドラマ・・・すべてに通じる、なんというか暗さ。
 戦後まもなくの暗部を描くのが松本清張の真骨頂と思うが、今回は戦後まもなくの舞台設定なのかはドラマからはわからないが、人生の暗部を描いていたのは事実。

 それが私は結構好きなんだろう。

 録画してくれる妻はそういう暗さはあまり好きじゃないから、清張ものは私は見るけど、妻はちょこっと見るくらい。それはそれでちょうどいい距離感だと思う。

 ともあれ、いかにも松本清張らしいストーリーだなぁと思った。うん、コンディションのいい時に見ないと、その暗部にやられてしまいがちだけど、中途半端なストーリーより全然いい。