今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

修正不能なエラー


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よくコンピューターでは「修正不能なエラー」という表示が出てきて、じゃぁどないせぇっちゅーねん!!とディスプレイに突っ込みを入れたくなるものだが。


私は牛肉をほぼ食べない。BSE問題が気になるからだ。それはポリシーとして貫いてきている。そしてどうしても食べるとしたらBSEリスクが少ないと言われるオーストラリア産だ。


ただ、牛タンに関しては別だ。以前仙台人であったこともある私が妻を仙台につれて行った時にもそのお店がオーストラリア産を使用していることを確認して食べた。仙台の名産の牛タンには郷愁があるからだ。


今日久々に牛タンのお店に入った。仙台風の本格的なランチを千円そこそこでいただけるところなので愛用していたのだ。しかし、諸事情から遠くなってしまったので行けていなかったので久しぶりに行ったのだが・・・


いつもはランチ時には混んでいたのに今日はがらがらだ。席に坐ってしまってから気づいた。牛タンのランチが今はない。牛タン1皿とご飯をつけると1800円を超える。とても庶民の私に手の届く金額ではない。なんだか、アメリカ産牛肉が生後20ヶ月以内のものしか入ってこなくなったことが原因だとしきりに言い訳を聞かされる。韓国では生後30ヶ月ものまでいいのでそっちの方ならいいのにという話をしていたが、韓国ではその制限さえなくそうとして大きなデモが巻き起こっていることを知っているし、生後20ヶ月以下であったとしてもいささか気になるのでアメリカ産牛肉を避けていたのだけど・・・だけど、ここはだからこそ値上げせざるを得なかったとのこと。


やむなくランチにあったリブロース定食をば。なぜに牛タン屋で普通の肉を食べねばいけないのかとむなしさにもかられつつ、千円もするのにということにも落胆しながら、聞いてみるとこの肉もアメリカ産とのこと。


 がくっときてしまった。


 あんなに気をつけてきたのにこんなことでアメリカ産の牛肉を食べることになるとは。


 炭焼きでのお肉は美味しかったけど・・・私のポリシーに修正不能なエラーが残ったのが心残りではある。