とてもとっても面白いというわけでもなく、はらはらドキドキ手に汗握るとってもオススメという興奮もない。
淡々とつづられるストーリー。
役者が、小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん・・・知る人ぞ知るくせ者女優がこれまたゆったりした雰囲気のフィンランドという地で繰り広げるアンニュイな映像の数々・・・ハラハラワクワクというわけではないよね。
しかし、見ているうちにちょっと引き込まれてしまっている自分がいた。
というか、出てくる料理が美味しそう。美味しそうな映画っていうのはあまり見た例がないのでそれがこの映画の大きな特色か。
また、北欧家具が美しい。日本に上陸した際激安で評判を醸したかのIKEAも北欧出身だし、実際IKEAで買ったテーブルを愛用しているが、やはり家具は北欧がいい。
ただ、ふらっと来て長期滞在できるのかなぁ・・・ビザ的にはとか現実性を考えると、描かれる物語に現実感はないかもしれないが、それはそれでフィクションなのでよいかという感じ。
フィンランド・・・マジで行ってみたくなったことも事実。
結局、そこそこ面白かった映画だったのかな。