今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

ファミリーレストランにおけるファミリーとは


 今日は本当に久々にファミレスで妻と食事。


 妻も私も食事が作れるところで、妻はお弁当含めオールラウンドに作れるし、魚を捌くだの、肉を焼くだの、ケーキを作るだのといったちょっと凝ったのは私が慣れていたりするのでほとんどの食事を自炊でまかなう二人だが・・・今日は二人とも、疲労の累積か昼から夕方にかけて長時間寝てしまったので、自炊するのが面倒になり割引券につられてファミレスに行った次第。


 私は生ビールで一杯やったわけだがね・・・。


 うーん、ファミレスというのはやはり騒々しいねぇ。落ち着いて二人で食事というのには向いていない感じ。比較的安いことは安いが、もっとひなびたところで盛りが良く安い場所もあるわけだから、全国で標準化されて安いという点では評価できるにしてもものすごく安さを感じるところではない。


 カップルで食べていた人々もいたが、おおむね、4人以上の家族で、食べ盛りの子ども連れという感じだ。


 僕らのような二人の場合はたまの外食には、片づけをしなくてもよいという楽を求める以上に、手作りではなしえないプロの腕を味わいたかったり、自宅にはないいい雰囲気を味わいたく外食にするわけだからそういう要望には応え得ないのがファミレスだろうか。


 反面、あの騒々しさであれば、騒がしくしてしまいがちな幼児でもOKだろうから、そういう場合には重宝しそう。食べ盛りの子どもたちは花より団子である程度の安さと盛りが必要だろうから、ファミレスはやはり重宝されることが分かった。


 要は、僕らのような中年の夫婦ものは、既婚で複数人からなるファミリー世帯であることは戸籍上は間違いないわけだが、ファミリーレストランにおける想定されるファミリーという枠からは外れるんだろうなぁとか考えながら帰ってきた次第。