今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

今年初も牡蛎に感じる郷愁


先日から、秋の味覚、カキの出荷が宮城県で始まったことを報道で知った。


 asahi.com(朝日新聞社):鍋の季節へ準備着々 宮城、カキむき本格化 - 社会


 河北新報ニュース 小粒に味凝縮 宮城県産生ガキようやく初出荷(河北新報サイト内) 


 などなど。そう、河北新報と言えば仙台の地方紙の雄でとても懐かしい。


 東北は仙台にて青春時代を過ごした私としては、宮城のカキというと郷愁を誘う存在である、そのカキが先頃初出荷されたというニュースはなんとなく心にとまっていた次第。初がつおを争う江戸っ子のごとくには買いに走らなかったものの、今日買い物に行って安売りされている牡蛎を見るに宮城産。隣にあった広島産より小粒に見えるも、安いし、なるほど・・・初出荷の影響かなと思いつつ、広島産ではなく宮城産を購入したのはその思い入れゆえであろうか。


 加熱用を買って、鍋にして、妻と一緒に食す。


牡蛎鍋


 だんだん寒くなってきたので、鍋がとても美味しいね。鍋は野菜がたっぷり取れるのでいいよね、手軽に野菜が食べられるから。


 宮城の牡蛎は懐かしく、そして、美味しかった。その美味しさと共に、郷愁を味わった次第。秋はもの思ふ頃なれば、いろいろ懐かしむもまたよしだろうか。