今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

引き込まれたドラマ


 ありふれた奇跡 - フジテレビ 、注目していたドラマであった。山田太一原作でフジテレビ開局50周年記念ドラマというところから真正面から切り込んだまじめなドラマであろうと思いつつ、1月8日の第一話を録っていたにもかかわらず、公私ともに忙しかった最近、それを見る間もなく、第2話を見過ごし、第3話が昨日放映されていた。


 第3話から見るのもなんだなぁとか思いながらも、見ていたらとても引き込まれてしまった。1話、2話を見なくても十分に迫力があった。


 山田太一さんのドラマはなんかとても味がある。私の知っているところでは、不揃いの林檎たちとかであろうか。軽くない、コンプレックスというのかなぁ、そういうのを真正面から逃げずに描いているところが共感を持てたところだったと記憶する。本作もそのへんをきちんと受け継いで、真正面から人間と取り組んでいるドラマと見受けた。


 その山田太一さんが連続ドラマでは最後にしようとしているが本作とのこと。


 今後どのような展開になるのだろうか。そのへんがとても気になるドラマだ。