今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

映画「ねこタクシー」を見に行った

 私は「ねこタクシー」というドラマにはまっていた。再放送であったが、がんばってもなかなか報われない割の合わない現代に真正面から向かい合っているドラマで、そういうところに私がはまりこんだわけで・・・

 その様子はここでもよく語ってきている。

 「ねこタクシー」の検索結果 - 今日の一語り(はてな Ver.)

 まぁ、私自身は猫が好きって言うわけではなく、カンニング竹山氏演じる不器用に生きる男にとても共感を抱いたから、ここまではまりこんでいる。

 その「ねこタクシー」が映画化されて昨日から上映されているというので、今日早速見に行ってみた。
 本当は、昨日、上映初日の舞台挨拶の回に行きたかったのだが、それはさすがに満席御礼だったようで、行けなかったのだ。
 そうなると、あせって行くほどではないのだが・・・今週末に行こうと思っていたので妻を誘って行く。

 テレビドラマと一緒のストーリーとか、その延長だったらつまらないなぁと思っていたが・・・いやいや決してそんなことではなく、なるほど、こういうストーリーかぁとうならされる感じであったのがよかった。映画バージョンは映画バージョンできちんとしていたのがよかった。

 まぁ、古来、子役と動物には勝てないとは言われてきたことだが、なるほど、猫の魅力で押している部分があるのは事実だ。しかし、私のように猫はともあれ、その猫をきっかけになんかがんばっていく竹山氏演じる男に共感を感じて見に行っても見応えがあるストーリーであったと思う。


 そして、私は今は神奈川に住んでいるが、地元神奈川のシーンがたくさん入ってきている映画(地元テレビ局TVKが制作に入っていることもあろうか・・・)、地元愛的にもなかなか興味深い映画であった。


 まぁ、映画というよりは、テレビドラマという感じのあった作品ではあったが、世知辛き世の中において、こういう元気をくれるっていうのはいいものだし、こういうドラマ的映画だっていいと思うよ。

 こういう、元気をくれる映画は実は希有な存在だと思うし。