今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

光が欲しかったり欲しくなかったり、現代人はわがままかな

 家でね、窓から差し込む陽だまりのところでごろんとするのは大好きだ。うんと若い頃から好きだった気がする。

 というのも、そういうことができるのはすべからく休日なんだよね。学生時代も今も。

 日中、陽の出ている頃は学校に行っていたり、仕事に行っていたりするのが常だからだ。

 休日のお休み感のまま、陽だまりにごろんとするのは至福と言えるわけだ。

 でもね・・・それとは反対にその陽だまりが邪魔になることがある。

 最近は、暑かったりして眠りが浅かったりするし、また、加齢に伴い若い頃のようには十分に満足のいく睡眠品質が保てなかったり、また、夜更かしをしてしまったりして昼に寝たいという時はこの窓から差し込む太陽の光が昼寝の妨げになってしまうのだ。

 寝室が別にあり、遮光のカーテンがあるというような家であればそういう心配はなく、寝室を暗くすれば済むのだろうが、あいにくわが家は至って庶民的・・・というか、前にも語ったが、リビング兼寝室の部屋がひとつしかなく、夫婦げんかをしようものならどうにも逃げ場がないというエッジな生活を送っているもので、昼間の太陽の光から逃げ場がない。カーテンを遮光にしてしまえばいいのだろうが、それがために遮光のカーテンを買うのももったいないし、それを付けたとしたら暗室チックで余計気が滅入りそうなので、気が進まず。

 ということで買ったのがこれ。



 アイマスク。結構探したんだよね。結局旅行用品売場で見つけたけれども(^-^)・・・高めのやつを買ったんだよね。

 結構いいわけで。朝、陽の光で起きてしまっても、二度寝したい時にはこれをしたり。また、昼寝したい時もこれ。また、妻がまだ起きていて本を読んでいたりする時もこれを使って寝入ったり。

 いい年になって、独立した寝室がないのも甲斐性なしな気もするが、そこは貧乏人を続けてきた知恵ってことで乗り切りつつ。

 それにしても、人間って、闇を恐れて火を見つけ、電気を生み出し、フィラメントを発見したりしてきたわけだけど・・・それで寝不足になって光を遮り闇を欲しくなる・・・現代人たるもののわがままかなという思いもなきにしもあらず。