今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

紀州鉄道のホテル

 先日行った、房総の旅についてまた語ろうと思います。
 今日は宿について。

 宿は、紀州鉄道 - 房総白浜ホテルというところにしたのです。

 宿をここにしたと言うより、ここにその宿があったからここに旅したということに近いです。
 千葉は房総によく行っている私たち夫婦にとって、このホテルを見かけたところから始まります。

 素朴な疑問としてどうして、千葉県は南房総なのに「紀州鉄道」なのかと。紀州鉄道・・・いかにも和歌山県の名前ではないかと。
 確かに、紀州鉄道は、和歌山県にある2.7キロほどの短い鉄道としてあるようです。
 別に私は鉄オタというわけではないのですが、鉄道はかなり好きです。というか、幼少時には時刻表を眺めて楽しんでいたし、それが今の旅行好きにつながっているとも言えますが・・・そんなw私がいだいた素朴な疑問から、このホテルに泊まってみたいと思ってみた次第です。

 そして、豪華伊勢エビの刺身や鬼殻焼き、そして、お刺身舟盛りがついて、1泊2食でひとり7千円台半ばという格安プランを見つけたことで、このホテルに泊まった次第です。

 ご飯も美味しく、広い和室でごろんとするという夢も叶い、海辺のホテルというリゾート感あふれるところでしたので大満足でありました。

 そして、宿で説明の掲示があったので見てみると、紀州鉄道廃線の危機にあったところ、東京の不動産会社に吸収され廃線をまぬがれ、東京の不動産会社が社名を紀州鉄道に変更したことで紀州鉄道という名の付いたホテルが全国にあるとのこと。とても納得ができたし、吸収した方が小さい方の鉄道会社に名前を変更するなんてとてもおつだし、いい感じだなぁと判官贔屓志向の私としては好感が持てた次第。
 

 アンケートに答えたらもらえた入浴剤。いろんなところに紀州鉄道のホテルはあるらしい。