今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

期せずして泣けた 〜映画「リアル・スティール」を見て〜

 DVDレンタルで映画を借りていることが多い。こういう郵送されてくるサービスで映画を借りると、届いたものを見て、はて、これはどうして借りたのだろうか?と思ってしまうことが多い。
 どうしても、リクエストを出してから届くまでにタイムラグが発生するため・・・これは数週間に及ぶことも多い・・・、クエストを出す時点では何かの考えがあって出したのだが、どうしてだったか忘れてしまうことも多い。
 だからとりあえず見始めるわけだが、なんで借り端だっけ?なんかつまらないぞということで終わることもあるし、存外、なんで借りたのかは思い出せずもとても感動したということで終わることもある。

 今回借りた、「リアル・スティール- goo 映画 はその後者の方。かなり感動した。

 まぁ、多分子ども向けなのかな。ディズニー映画だし。
 なんか、落ちぶれたボクサーのその後の物語というよな設定であるが、それが、再起していくとなれば、ほら、あの「ロッキー」的な定番ストーリーでそれはそれで爽快である。その爽快さはこの映画でも健在である。ただ、それだけではなく、ボクシング自体が衰退し、ロボットボクシングというものになっているという未来設定も入れながら、子どもと父親の絆の復権という感動要素を閉じ込めながら、映像的にはかなり迫力を持って作られているのが本映画と言って良いのだろう。

 映画を見て泣けることなんてほとんどない、くたびれたおじさんになってきている私が、ひさびさ泣けた。その意味では力のある映画なんだと思う。