今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

世界一長い木造歩道橋 を渡ってきた

さて、静岡旅の続きをしようか。
大井川鐵道の本社のある駅、新金谷が島田市というところにある。

島田市・・あまり聞かない場所ではあるかもしれないが、江戸時代は、箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大井川と言われた、東海道の難所大井川の左岸で宿場町として栄えた場所である。

私も来るまでなかなか思い出せなかったが、東海道中膝栗毛などを読んでいて、あぁ、島田宿かぁと思い出したりしていた。

江戸幕府は江戸を攻められないために、大井川に橋を架けるのを禁じてきたわけだが、明治になり、橋が架かったりして、それはそれで象徴的な出来事であったと思われるのだが・・・
世界一長い木造歩道橋 があるとのことで渡ってきた。

欄干が低くて暗くなると危なそうだけれども、夕暮れ時はなかなかきれいな夕陽も見られて良かった。

897.4mの長さだそうだ。渡るだけで結構かかる。
上から見ると大井川、流れが急なところはやはりかなり急でこわそうである。難所であることはよく分かる。
なかなか得がたい体験であった。