今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

三十路がロマンス語っちゃだめですか?

 宮崎アニメ映画の中の一作「耳をすませば」がテレビで放映されていたから見た。

 さほど面白い映画とは思わないけど、その恋愛模様は素敵だなって感じる。

 中学生の少年と少女の出会いは図書館で始まる。本好きの少女はいっつも自分より先に借り出している少年の名前が気になっていて、でも実は少年はその少女が好きで彼女に気づいてもらおうと一生懸命になっていたという真相。それが分かったところで一気に両想いに。

 こういう恋愛っていいよねって思っている。現実に起こらないかなって実は密かに思っている。

 でも、もう子どもが至っておかしくない三十路の僕がそんなことを口に出したら・・・

 「何を甘いことを言っているのか、もうそんな年なんだから、お見合いでも、合コンでも、出会い系でも、ナンパでも、ゴーゴー!!」とハッパをかけられるのが落ちなので、口には出さないが・・・

 仕事や勉強には現実的にがむしゃらになれても、恋愛くらいは現実から遊離してロマンティックに行きたいと思ってはいけないのだろうか・・・