今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

ドラマ「女帝」を見た〜ひさびさにはまりそうなドラマ、そこに感じた格差社会への憤り〜


 妻が今日の昼に放映されていたダイジェストを見て、興味を持ったので見たドラマが、「女帝」とのこと。一緒に見てみようと誘われ、ぼーっと見てみると・・・なかなかに面白いし、いっぱつではまってしまった。


 ホステスの成り上がりストーリーという、ある種定番のストーリーであるし、実際、10年ほど前の人気漫画が原作であり、その意味でも原作ストーリーがしっかりしているからか、なかなかに迫力があってすばらしい。面白いのだ。


 この物語は、公式サイトの説明によると、金と権力を振りかざす人間たちに人生を踏みにじられて、母親まで失った加藤ローサ演じる主人公が夜の世界で「女帝」にのし上がろうとするストーリーとのこと。


 今日の放映の回では、酒井彩名という方の演じる仇役の女性が、主人公の高校時代の同級生で、名家の生まれで主人公をいじめ抜いているのが迫力。パーティの場で客という身分を利用して、オレンジジュースをホステスである主人公から受け取ってそれをわざと自分にこぼした上で、それを「拭いてくださる?」「拭きなさいっ!!」と迫りさんざん恥をかかせた上で、主人公が「これは自分たちの本質的な差ではない、あなたがたまたま名家で生まれただけだから。あなたと肩を並べるところまで駆け上がってみせる」という旨を言った時に、「この格差社会の中で富める者はますます富み、貧しい者は貧しいままなのよ、そんなことができるはずもない、やれるものならやってみせなさい」という旨を言い放ってしまっていたところで、仇役もここまで憎々しければ見事と思うとともに、私がこのドラマにはまった瞬間。


 まぁ、貧乏人の私は、それを言っちゃぁおしまいよ・・と感じてしまった次第でね。憤りを感じるくらいにね。否が応でも主人公に肩入れしてしまうのであった。


 主人公には、ぜひぜひ、この仇役を見返して欲しいものだ。そして、ドラマでヒロインは最後は勝つんだよね、うん・・・その意味では最後には溜飲を下げられる瞬間が来るんだろうが、そこまで貧乏人いじめが続くんだろうなぁ・・・


 うん、金曜日の夜に見るドラマは決まったな。

 いやね、漫画喫茶にはほとんど行かないんだけど、漫画喫茶に行って読み込んでしまおうかなぁと思ったくらいだよ、この「女帝」という漫画をね。全24巻らしいが。