今日の一語り

しがない勤め人、大津 和行(かず)、のキーボードから紡ぎ出される日々語り

生まれて初めて食べる食材 カラスミ


今日はちょっと気張って、活魚料理店に行ったわけだが、珍しいものがあったので頼んでみた。


カラスミ


 カラスミである。


 ずーっと以前、幼少時に、マンガ「いじわるばあさん」かなにかで、「ここにあった本場のカラスミ誰か食べた?」といった旨のせりふが出てきたのを覚えていたので、何かとても美味しい珍味だろうかと思いつつ、三十数年、今になって初めて味わう味。


 うん、おいしい。


 事前に調べていたのは、ボラの卵の塩漬けというくらい。


 なるほど、数の子の味をもっと濃縮した感じで魚卵な感じである。非常に珍味。


 キャビアなり数の子なりイクラなりタラコなり魚卵系は珍味や酒のつまみになりがちだが、これは最高の酒のつまみだろう。


 普段は飲まない日本酒を頼んでしまった、冷酒の新酒をば。


 飲み付けないお酒だったので、酔いの回りも速く、いい気分になりつつ、とっても美味しいものを食べたなぁという実感とともに帰途につけたのであった。