飲食業を開業する様を追ったテレビ番組を見入ってしまったのだが、なかなかに面白かった。
ラーメン屋さんとトンカツ屋さんだったかな。
ラーメン屋さんのほうは、ぼちぼちの売り上げであったが、トンカツ屋さんの方はランチはともあれ夜がだめで居酒屋さん的なものへの変貌を迫られていた。 要はすごくうまく行っているというわけでもないという結果。
ラーメン屋さんは脱サラだったと思うが、飲食自営というのはやはり自由を求めたということなんだと思う。
組織の論理に縛られて働くよりも、自分の自由に働きたいとい、好きなものを作りたいという自由への希求。
組織の中で好きを仕事にしてしまうほどの悲劇はないかもしれない。というのも、組織の論理で自分のしたいことができないことが往々にしてある中で、それが好きなことであったら悲しくて悔しいことこの上ないわけだ。
その意味で、自営で自分の好きなように働くというのは限りなく魅力的であるが、同時に限りなくリスクを負うということで・・・自由の代償は高くつくかもしれないなぁとか・・・和むべきお茶の間のテレビ鑑賞で考え込んでしまったり。
私が見ていたから一緒に見ていた妻が、パソコンのゲームをする方に熱中していたのは正解かもしれない。団らんテレビでちょっと暗くなっているのは損といえば損だから。